こんばんは。あジャイです。
今年は1年にドラえもん映画が2回公開される特別な年ですね。
1つは今年の8月に公開された『のび太の新恐竜』
そして2つ目が11月20日に公開予定の『STAND BY MEドラえもん 2』
ですね。
ご存知の通り、映画ドラえもんというのは基本的には1年一回、毎年3月に公開されていました。
2014年にも2回ドラえもん映画が公開されました。
『STAND BY MEドラえもん 』という初のCGドラえもんが公開されまして、その年の3月は『映画ドラえもん 新・のび太の大魔境〜ペコと5人の探検隊〜』が公開されていました。
され、この他にも1年に2回映画ドラえもんが公開された年がありました。
1981年。
この年の春は『のび太の宇宙開拓史』が公開されました。
そしてその年の夏にもう一つ、ドラえもんの映画が公開されていたのです!
それが
『ドラえもん ぼく、桃太郎のなんなのさ』
です!
映画ドラえもんの中ではちょっと異色のタイトルと言いましょうか、番外編扱いされている作品ですね。
作品自体の尺も46分程とちょっと短めです。
簡単なあらすじを言いますと。
夏休みの社会の宿題で『町の歴史を調べる』ことになったのび太くん。ドラえもんの道具で過去の町の写真を撮っていたらそこに桃太郎らしき人物が写り込んでしまう!
その桃太郎の謎を解明するためにタイムマシンで642年前にタイムスリップ!
と言った感じで劇中ではのび太ドラえもんは勿論、お馴染みのメンバーでの冒険が描かれています。西遊記の時もそうですが、彼らはこう言った『おとぎばなし系』の時にちゃんとはまり役が存在していますよね笑
さてこの作品、監督が神田武幸さんという方でテレビ版のコンテや演出などもされていた方らしです。映画ドラえもんでは大山のぶ代さん時代のほとんどを芝山努さんが監督されていたので、また違った演出や雰囲気が味わえます。
物語が夏休みということで、ひまわりや風鈴など夏を感じさせていくれる描写が多い気がしました。個人的に夏の風景が好きなのでとてもグーです。
その他にも、普段映画にあまり登場しない野比家の客間が登場したり、パパママの登場が少し多めだったり(一緒に空き地に集まったり)とイレギュラー感を楽しめる作品となっています。
因みにこの作品と同時上映されたのが
『21エモン 宇宙へいらっしゃい!』
でこちらを芝山努さんが監督されていました!90分以上の作品なのでどちらかというこっちがメインかも。
作中、この2作品がリンクす場面が1シーンあったりと遊び心もあります。
因みにこの『ドラえもん ぼく、桃太郎のなんなのさ』
原作も存在するのですが、こちらもちょっとイレギュラー。
ジャイアン、スネ夫、静香ちゃんは冒険には参加せず代わりにバケルくんというキャラがのび太達と一緒に冒険します。
このお話は藤子・F・不二雄の別作品『バケルくん』との合同作品として当時発表された物らしく、コミックスでいきなりバケルくんが登場した時はちょっとビックリしたのを覚えています笑
普通にのび太達と知り合いらしいです。
そんな色々とイレギュたーな事が多い作品ではございますが、大山のぶ代さんをはじめとした先代の声優方の安定感もあり安心して観られる作品となっています。
この作品はドラえもんのDVD BOXの緑色に収録されていますので気になる方はチェックしてみてください!
それでは今日はこの辺で。サヨナラ!