こんにちは。あジャイです。
てんとう虫コミックスのドラえもんは基本的にギャグ要素が強いものが多いですが、たまに心がほっこりするようなお話も存在します。
今回はてんとう虫コミックス19巻『あの窓にさようなら』
このお話では窓の景色を他の窓の景色に変える事が出来るという『窓けしききりかえ機』という道具が登場します。
いわゆるどこでもドアの窓バージョンのような道具で映し出した景色からこちら側に入ってくる事も出来るのです。
そんな中
遠い見知らぬ場所の窓の景色を見ていたのび太達の前に『ひでき』という男が突然現れて『桃枝』さんという方に向けて自分の思いを伝え出したのです。東京に行く事になったから会えなくなってしまうとの事…
桃枝さんは留守の為、その思いは届く事はありませんでした。
そしてなんと、先ほどの窓の景色を録画して改めて桃枝さんに向けて映し出すという展開に。
その思いを知った桃枝さんも最後にはひできさんに思いを伝える事が出来たという終始窓の景色と共に物語が展開していくお話でした。
子供の頃にこのアニメバージョンをテレビで観て子供ながらに感動したのを思い出しました。
原作ではひできさんの最後のリアクションは描かれていませんでしたが、大山のぶ代さん版のアニメでは最後に列車の中から桃枝さんの姿を見る事が出来て嬉しそうな顔をするひできくんのシーンが追加されていました。
何とも歯痒いと言いましょうか、今の言葉ではエモいとでも言いましょうか。
ちょっと切ないけど美しい恋愛物語を見させて頂いたような笑
とても素敵な作品だなと改めて思いました!
とても良いお話なので是非、劇場版で笑(すぐに劇場版にしたがる症候群)
ひできくんの素朴な感じも、桃枝さんのおしとやかな感じも全体的に良い意味で昭和感のあるお話だなと感じました。
ちなみにこのひできと桃枝という名前は西城秀樹さんと山口百恵さんから捩ったでしょうかね?時代的にはそうなのかな?
わかりませんがそんな気もしますね。
こう言った少しほっこりするお話がたまに出て来るのでドラえもんって本当に魅力的。
11月20日公開の『STAND BY ME ドラえもん2』に向けて改めてドラえもん熱を高めているあジャイでございました!
そして12月には100年ドラえもん!
どこでもドア型本棚を自分で作ると豪語しながらまだ何も手つけてないのでそちらも頑張りたいと思います!
というわけで今日はこの辺で!サヨナラ!