こんばんは。あジャイです。
今年の初めに開催した同時上映映画総選挙の中間発表動画が公開中です!⇩
2022年12月31日まで開催しておりますので、まだ投票されていない方はじっくり悩まれて下さい🤞コメントお待ちしております!
そして先日の夢幻三剣士:同時視聴会のアーカイブも残っております!
29:18頃から映画がスタートします。タイミングを合わせて一緒に映画を楽しみましょう♪
さてさて、夢幻三剣士:同時視聴会も楽しかったのですが次の同時視聴会の日時も既に決まっております🤞
のび太の宇宙漂流記:同時視聴会
【2022年9月24日(土)】
19時30分配信開始
20時ごろ映画スタート!
DVDなど各々映画をご準備頂く形となっております。
初の大山ドラ後期作品の同時視聴会!リアルタイム世代なので個人的にはとても楽しみでございます!YouTubeやラジオなどでも散々申しておりますが映画冒頭ののび太の「いやっほぅ!」がオススメポイントとなっております笑
ただ、僕の悪い所としてモノマネを誇張してしまう癖があります。
今回の「いやっほぅ!」もあジャイの脳内でだいぶ補正されたバージョンで、実際に聞いたらそうでもないかも知れない…
そう思って実際の映像を確認してみました!同時視聴会まで映画を観るか悩んでいるのですが今回は冒頭のシーンだけチラ見です😅
結論から言うと「全然誇張してなかった」です笑
本当にちょっとテンションが上がったのび太が「いやっほぅ!」と言うのでこのシーンは見所でございます笑
そんな宇宙漂流記。同時上映会まで僕なりに盛り上げて行きたいと思っているのですが、そういえば以前メイキングブックを買った事を思い出しました。
細かい設定資料などが掲載されていて個人的には涎が出そうな内容です(こういうの大好き)
こんな時、一番気になるのが監督さんの言葉。
僕も物作りの端くれではあるので、制作側の意見ってのはとても興味があります。
このブログでも何度もお伝えしておりますが、この頃の映画ドラえもんの監督は芝山努さんです。#レジェンド
この本にも芝山監督のインタビューが掲載されているのですが内容がとにかく面白い。
その中でも僕がグッと来たポイントは「冒頭のシーン」についてお話しされている箇所です。
藤子先生が亡くなられてから(南海大冒険から)は藤子プロと共同作業で原作のシナリオを作るやり方をしていたという芝山さん。
先に共同で原作マンガのシナリオを作ってから、それを元に芝山さんが絵コンテを描いていくと言う流れだった様です。
因みに芝山監督の絵コンテはとても細かく描かれている事が特徴!
もうこれだけで一つの作品として成立しそうなレベル。
これを観るだけでのび太たちの声が聞こえてきそうです。
そんな宇宙漂流記
先ほど「原作マンガのシナリオを作ってから、それを元に芝山さんが絵コンテを描いていくと言う流れ」と説明しましたが
なんと!「冒頭のシーン」に関しては映画とマンガでかなり違っているのです!
マンガ版ではインタビューにもある通り「滅びる惑星から出ていく」シーンから始まります。
芝山さん曰く「話の流れを考えるとコチラの方が良かった」らしいのですが「アニメーション的なインパクトを考えた結果」動きのあるあのいやっほぅ!のシーンが先に来る形になったらしいです。
確かにあのいやっほぅ!で一気に映画の中に引き込まれていく感覚はありますね!
同じシナリオでも映画とマンガという見せ方の違いでも構成が変わってくるんだなぁと思いました。個人的にはめっちゃ面白い!監督のこんな話もっと聞きたい!
マンガ版の冒頭の場面は映画でも回想シーンで出てきましたね⇩
確かに映画冒頭、この静かなシーンから始まるよりいやっほぅ!から始まった方がテンションが上がる!
芝山監督はこう続けております⇩
「回想シーンとして後から説明するというのは、話が分かりにくくなる可能性もありましたが、話を展開する『ツボ』は外してないと思います」
カッコいいんだが。
外してない外してない!ドツボもドツボ!
あの冒頭のシーンにこんなにツボった34歳の男性がここにいるよ。#青山テルマ
更に監督は「ここで笑うな」「このシーンでハラハラするな」など「子供たちの反応を想像し、計算しながら映画を創っているつもりなんです。その思惑が、今回もきちんと通じていると嬉しいですね。」とインタビュー内でお答えしておりました。
監督の思うがままでございます。
この冒頭のシーンに胸躍らせ、数十年後にYouTubeでいやっほぅ!と奇声を上げるまでに成長しましたよ😊監督のおかげでございます。
一つのシーンにも監督のこだわりや思惑があると思うとより考察や妄想の幅が広がりますね!
同時視聴会の時はそんな思いも胸にしながら冒頭のシーンを噛み締めたいと思います🤞
他の映画でも映画とマンガを見比べてみると新しい発見がありそうですね!
芝山監督、あなたが作り上げた冒頭のシーンが20数年の時を経て小さな界隈で盛り上がっております。ありがとうございます!
いやっほぅ!
のび太さん調子に乗り過ぎよ♪