こんばんは。あジャイです。
来年2021年のドラえもん映画はもう『宇宙小戦争』のリメイクだろ!と勝手に決めつけ改めてオリジナルの『宇宙小戦争』を繰り返し観ております。近々動画にすると思うので良かったら観てください。
さて、ドラえもん映画には毎回様々な敵が存在しますがこの映画にも勿論います。
パピくんを処刑しようとする独裁者ギルモア。見るからに敵ですね。
そしてその手の中に落ちた情報機関PCIA(ピシア)。
そのPCIAの長官『ドラコルル』に今回はスポットを当ててみようと思います。
この男、一言で言うと
『仕事のできる男』でございます!
常に先を考え、物事の効率化を測り、確実に結果を出しにかかります笑
ピリカ星では独裁者ギルモア将軍率いるPCIAが国を力ずくで納めようとしております。
それに反乱するのが『自由同盟』なる組織で、この2組織の戦いがこの映画の主軸となっていますね。
この『自由同盟』ですが、ピリカ星内部と宇宙空間の小惑星にそれぞれアジトがあります。
しかし、通信を解読されてしまう為、お互の連絡が取れない状況にあるんです。
そのアジトを探るべくドラコルルは無人戦闘艇を放ちます。
この無人戦闘艇は戦いに破れ破壊された場合でも、発信機を周囲にばら撒くようになっているという仕組み。ドラコルルの用意周到さが伺えます。
案の定、この発信機によりアジトの場所や通信音声がダダ漏れの状態になります笑
ドラえもん達が次の日、ピリカに乗り込んでいく事もバレちゃいます。(ピリカ内部の自由同盟と連絡を取るために乗り込む)
普通だったらここでそのアジトに一気に攻め込むのですが、ドラコルルは違います。
彼は言います。
『泳がせておきましょう』
要は、ドラえもん達がピリカ内部の自由同盟まで行けるように泳がせそこで尻尾を掴み、ピリカ内部のアジトを突き止め、小惑星のアジトと両方一気に総攻撃をかけた方が良くね?
って作戦です。
これには独裁者ギルモアも絶賛!『素晴らしい』の一言です。
目先の利益に囚われず、もっと先の利益に目を向ける。
結果それがより大きな成果となる。
ビジネスシーンにも通用するような先を見る力。本当に仕事のできる男でございます。
なんなら、ワンチャン、ギルモア将軍の地位さえ狙っているのではと思わせてくれる禍々しい存在です。
因みに声優さんは屋良有作さんで、ちびまる子ちゃんのお父さんの声とかも担当されていますね。当たり前かもですが演技が素晴らしいです。やっぱ声優さんて凄いなって思います。
本当にこのドラコルル、仕事ができる男でございます。
そんな男が敵にいる為、この映画は一筋縄では行きません!そんなところも注意して観るとまた違った角度からこの作品を観ることが出来るかも知れません。
というわけで今回は仕事ができる男『ドラコルル』についてお話しさせて頂きました。
それでは今日はこの辺で。サヨナラ!