こんばんは。あジャイです。
10月ももうすぐ終わりですね。もうすぐ11月。
11月にはいよいよ『 STAND BY MEドラえもん 2』の公開があります!
いろいろな意見があるとは思いますが、ドラえもんファンとして素直に楽しみな作品でございます。
この映画は前作の『 STAND BY MEドラえもん 』に引き続き
という事で脚本と監督を山崎貴さんが担当されています。
山崎貴さんというと代表作はやはり『ALWAYS 三丁目の夕日』で、世間的にはそのイメージが強いと思います。
そんな山崎貴さんの初監督作品をご存知でしょうか?
2000年に公開された『ジュブナイル』という作品です。
今から20年前の作品ですが、香取慎吾さんや鈴木杏さんも出演されていました。
当時中学生だった僕はこの映画を映画館に観に行ったのを覚えています。
簡単なあらすじをWikipedia様より引用
あらすじ[編集]
2000年の夏休み。坂本祐介、木下岬、大野秀隆、松岡俊也の四人の子供たちは、キャンプ場で超高性能ロボット「テトラ」と出会う。テトラはひとまず祐介の家に置くことになり、四人が集める廃品を材料にテトラは自分の体を改造、歩けるようになる。近所に住む天才物理学者・神崎も巻き込んで四人とテトラの夏休みは過ぎていった。だが、ある日テトラは祐介たちの前から姿を消してしまう。
そのころ、地球上空には地球の海を奪うという注文を異星の住民から受けた宇宙の商人・ボイド人の巨大宇宙船団が停泊していた。そして同時に太平洋上にボイド人の海回収装置「シースナッチャー」という名の4隻の宇宙船で構成された1辺が6キロの巨大三角錐が出現していた。
ボイド人の「地球上陸・オーバーテクノロジー調査破壊班」のリーダーは岬の従姉である範子の姿をコピーして地球の情報を集め、さらに仕事の邪魔になるテトラを破壊するために岬を人質に取る。パニックに陥る祐介たちの元に、姿を消していたテトラが戻ってきた。テトラはボイド人と戦うために戦闘用ロボット「ガンゲリオン」を作っていたのだ。祐介は岬を救うため、ガンゲリオンに乗りテトラと共にボイド人と戦う決意をする。
そして、物語は2020年という、未来へとつながっていく。
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まあ、簡単にいうと少年を助ける為に未来からロボットが来るというお話です。
そうなんです。この映画、まるでドラえもんの様な物語なんです。
そして登場人物も容姿こそ似てはいませんがのび太や静香ちゃん、ジャイアン、スネ夫のポジションにそれぞれ当てはまる様なキャラクターが出てきます。
気の弱い少年がいて、ヒロインの女の子がいて、ガキ大将がいて、その隣に子分がいます。
それもそのはず、この映画は原案はドラえもんなんです。
〜以下、ジュブナイルのネタバレを含みます〜
と言っても正確にはドラえもんの原作ではなく二次創作で作られたドラえもんのお話がモデルになっているそうです。
皆さんは一時期話題になったドラえもんの最終回(二次創作)のお話を知っているでしょうか?
ドラえもんが電池切れになってしまって、それを直す為にのび太が猛勉強するお話です。
大人になってのび太がドラえもんを直すというストーリーなのですが(あくまで二次創作なので原作とは関係ありません)
この映画でも未来から来たロボット『テトラ』が最後に壊れてしまいます。
そのテトラを直す為に、主人公の少年が未来の世界で科学者になってテトラを自分で作るのです。そしてそのテトラを過去の世界に送るという正にドラえもんの様なタイムスリップストーリー!
因みにその劇中の未来の世界が2020年なんですよね。感慨深いです。
という事でこの映画のエンドロールでは二次創作を書いた作者名と
「for Mr. Fujiko・F・Fujio(藤子・F・不二雄先生に捧ぐ)」
というメッセージが入っているのです。
山崎貴さんは『 STAND BY MEドラえもん 』を作る前から既にドラえもんの様な映画を作っていたのですね。
このジュブナイルという作品もCGをバリバリ使った、良い具合に中二病感のある作品で当時の僕にはドンピシャでした笑
ロボットに乗る描写で、プレステのコントローラーを使ったりするのもワクワクしました!
僕は好きです。この映画。
個人的にはこの映画や『学校の怪談』シリーズの様な少年時代のエモい感じの作品が好きなのんです。
気になる方は是非チェックしてみてください!
山崎監督のこの映画の次の作品『リターナー』も映画館に観に行ったな笑
という訳で今日は実写版ドラえもんの様な映画『ジュブナイル』のご紹介でした!
今日はこの辺で!サヨナラ!