こんばんは。あジャイです。
そしてそんなジャイアン動画といい勝負を繰り広げているのが大人気ボームさん動画です!
こちらも合わせてご覧下さいませ。
途中、ズッコケ三人組やらあずきちゃんやら全くドラえもんと関係ないトークになったりもしましたがこれはこれで楽しかったです笑
アーカイブも残っておりますのでBGM代わりにでも観て頂けたら幸いです。
一夜明けて本日は次の動画に向けてお絵描きをしたりしております。
キテレツ大百科よりコロ助を描いてみました。こちらはアニメ版ですね。
おそらく次の動画は「びーぞーさんが語るキテレツ大百科」の動画になると思います。また変更になったらすいません笑
さてさて、本日は父の日という事でドラえもんのこちらのお話。
『パパの夢をかなえよう!』
原作はてんとう虫コミックス43巻「のび太が消えちゃう?」でございます。
このお話はのび太のパパ「のび助」の人生の分岐点を描いたお話です。
画家を目指していたのび助の元に「お金を出してあげる」と言うスポンサー(お金持ち)が現れるストーリーです。
こちらがそのお金持ちの御令嬢・金満兼子(かねみつかねこ)さん。
この大山アニメ版では演出・コンテ・作画監督が渡辺歩さん(帰ってきたドラえもん等の感動短編映画を監督された方)なので原作を元にオリジナル要素も盛り込まれています。
少し過剰な演出があるのも渡辺さんの特徴かもですね笑
そしてのび太のおじいちゃん(のび助の父)が登場する珍しい回でもあります。
金満さんのお話を受けるか悩むのび助。アニメではおじいちゃんに相談しようとするオリジナル展開もあります。
ただおじいちゃんは恥ずかしがって隠れちゃいます笑
のび助もそのことに気付きますが何も言いません。
そしてそんなおじいちゃんの背景には「夢」の掛け軸。こういう細かい演出が渡辺さんのイヤらしい(褒め言葉)ところですよね笑
のび助は結局、金満さんのお話を断ってしまうのですがそのセリフがとてもカッコいいのです。
原作では「金をかければ画家になれるというわけじゃないのです。」とキッパリ言います。そして「それに、どんなしごとをしながらでも絵はかけますから…」これはカッコ良すぎますね!
アニメ版ではこのシーンで先程の隠れたおじいちゃんのシーンをフラッシュバックさせる演出。くぅ〜。
更にアニメ版ではセリフが追加されています。
「お金が無くて、絵の具やカンバスが買えなくても、心で絵は描けます!」
そしてこのイケメン顔である。
このシーンではのび太と銀河超特急の主題歌「私のなかの銀河」のBGMも流れていてとても素敵なシーンなのです。
ここでもう一つ注目したい渡辺演出が「黄色い蝶々」です。
話は少し戻り、のび助が決断する前のシーン。
蜘蛛の巣に引っかかった黄色い蝶々が映し出されます。
そしてのび助がイケメン決断をした後、その黄色い蝶々も蜘蛛から逃れ飛び立つのです。
束縛から解放されて自由になったのび助の心情を表現するかの様な演出。
羽ばたいた蝶々はのび太とドラえもんが覗く窓にも映し出されて青空に飛んでいくのでした。
更に更に!この後のび助はママ(片岡玉子)と初めて出会います。
金満さんの話を断った事によってママと出会い、のび太が生まれるという流れですね。
素敵です。
この流れは原作通りなのですが
その上空を2匹の黄色い蝶々が飛んでいくのです!
これですよ!これが渡辺さんの細かい演出!
あそこで蜘蛛から逃れた蝶々がパートナーを見つけて飛んでいるのですね、きっと。
本当に素敵な演出をするお方です。好きです笑
のび助の決断が正解なのか不正解なのか。それは本人にしか分からないことですがラストのシーンを見れば一目瞭然ですね。
それではまた明日!サヨナラ!