こんばんは。あジャイです。
田中道明先生が描かれた漫画版「ザ☆ドラえもんズ」を語る動画が公開中です。
そして今月末まで募集中のドラえもんズ総選挙もぜひチェックしてみてください!よろしくお願い致します。
この歳になると本当に涙脆いのでございます。
ちょっとした事で泣いてしまいます。
今回はテレ朝チャンネル1でやっていたこちら「ぼくよりダメなやつがきた」
このお話はてんとう虫コミックス23巻「ぼくよりダメなやつがきた」が原作です。
このお話を簡単にまとめるとのび太よりダメな奴が転校して来て、のび太が少し調子に乗るといった感じです笑
そんなのび太よりダメな奴が多目くんでございます。
わさドラでは原作には無い「多目くんが転校して来たシーン」も追加されていました。
因みに多目くんは最近の映画、のび太の新恐竜や月面探査記でもちょこっと映っていましたね。原作の1話しか登場していないのに存在感が強いです。
先ほども書きましたが、このお話は自分よりダメな奴が転校して来てのび太が少し調子に乗るという内容でございます。のび太に悪気はないのですが自分よりダメな多目くんと一緒に勉強したり、かけっこをしたりして優越感に浸ります。
のび太の気持ち、分かる気がしますよね笑
そんな中、このお話に登場するひみつ道具がめちゃくちゃ深いのです!
それが「配役いれかえビデオ」
この道具によってのび太は普段自分がされて嫌な事を多目くんにしてしまっていた事に気付くのです。
自分の過ちに気付いたのび太は、最終的にジャイアンから多目くんを守るという素敵な行動に出るのです!
アニメ版でのこのシーンで思わず涙が出てしまいました。
いや〜…この「配役いれかえビデオ」という実に生々しいひみつ道具。
自分がされて嫌な事、嫌だった事を無意識に他人にしているかもしれないとふと考えてしまいました。藤子先生の強いメッセージを感じます。本当に凄いお話です。
結果的に多目くんはまた転校してしまうのですがのび太とは本当の友達になれた様です。
アニメ版では多目くんとの別れを更に詳しく描いていました。
原作には登場しない多目くんのママっぽいキャラも見えますね笑
アニメ版ではこのシーンで緑の巨人伝で流れたBGMが使用されていました。
良い意味で問題作の緑の巨人伝。この映画のBGMはすごく好きなので流れただけでグッときます。
このお話で流れたのとは違いますがこんな感じです↓
のび太が精神的に成長するお話はいくつかあると思いますが、この多目くんとのお話は間違いなくのび太を成長させたと思います!
というわけで個人的に多目くんから学んだ事を羅列していこうと思います。
①決して弱音を吐かない
勉強も運動ものび太以下だという多目くん。
のび太にいくら勉強を馬鹿にされようと、かけっこで負けようと何も言い訳をしません。
苦手な事にも弱音を吐かず立ち向かっていく姿勢は学ぶ事だらけでございます。
②人の悪口を言わない
①と少し似ていますが、どんなに貶されても馬鹿にされても多目くんはニッコリとしていています。のび太にちょっとおちょくられても笑っています。どんなに出来が悪くても多目くんは他人を悪く言ったりしません。これは簡単そうに見えて中々出来ることでは無いと思います。
③自分の意見をしっかり言う
ダメな奴同士、協定を結ぼうとするのび太に対してきっぱりと自分の意見を言える多目くん。
周囲の意見に流されず自分の信念を持っています!周りの目を気にしがちな日本人にとってこれはとても大事な事なのではないでしょうか。
それにしても上の3コマに全てが集約されていますね!本当に濃い3コマだと思います。
と言うわけで多目くんから学ぶ事が沢山ありました。
何気ない通常回のお話ですがとても大事な事が詰まったお話だと感じました。
そして今後も映画で多目くんがちょこっと映っている事を期待してます。
STAND BY ME ドラえもん3がもしあるなら1本丸ごと多目くんのエピソードでも良いじゃ無いかと思ってます笑
それではまた明日!サヨナラ!