あジャイの毎日ドラえもん

ドラえもん大好きです。YouTubeもやってます。

大好きなお話「あの窓にさようなら」

こんばんは。あジャイです。

新しい動画を公開しました!のび太のパラレル西遊記に登場する「魔の十字路」に関する新たな考察動画です!コチラは心の友が考えて下さった考察を元に撮影されました↓

youtu.be

 

とても素晴らしい考察なので是非ご覧ください!

因みに考えたのは心の友やっさんです↓

twitter.com

 

そして出木杉シャツ選手権動画も引き続き宜しくお願い致します↓

youtu.be

 

 

さて、テレ朝チャンネル2にて個人的に好きなお話が放送されたのでご紹介させて下さい。

「あの窓にさようなら」

原作はてんとう虫コミックス19巻「あの窓にさようなら」

このお話に関してはだいぶ前に原作の方をブログで触れたのですが↓

ajaidesu.hatenablog.com

 

今回は大山のぶ代さんのアニメ版でございます!原作を元にしつつ細かい部分が追加されているのでより一層最高です(語彙力)

 

足を怪我して暇を持て余しているのび太の為に『窓けしききりかえ機』を出すドラえもん

その名の通り窓の景色を自由に変えられる便利な道具でございます↓

 

外側からも入ってこれちゃうのでその辺は要注意でございます😅

 

 

そんなこんなで適当に窓の景色を切り替えていたのび太

 

窓の外が田舎の景色に切り替わります。

 

するとそこに1人の青年が現れます。

ちょっとブタゴリラに似ている気もする笑(でもシャツはジャイアンっぽい笑)

 

この青年:名前はフミヤ。

「キョウコさんお別れに来たんだけど、留守で残念だ。」

と切り出します。

 

叔父の工場を手伝うために東京に行く事になったと説明するフミヤさん。

そしてこの窓の家に住んでいるのがキョウコさんというわけですね!

 

キョウコさんがいない事を残念がるフミヤさん。(ドラえもん達のことは見えていない)

 

誰もいない窓に向かって

「今まで黙ってたけど…俺、君のことが好きだった」

と思いの丈をぶつけます。

 

 

「君も時々で良いから…本当に時々で良いから…俺の事思い出して欲しい。」

 

 

「それじゃ汽車の時間だから、元気でね!」

 

 

誰もいない窓に向かってそう語り去っていくフミヤさん。

届かぬ愛の告白を聞いてやるせ無い気持ちになるドラのび。

いてもたってもいられないドラのびはどこでもドアで現地に直行する事に!このフットワークの軽さよ。大好き。

 

フミヤさんが語っていた窓に着くと、ちょうどキョウコさんが帰ってきました。

 

なんとかしてキョウコさんにフミヤさんの思いを伝えたいドラのび。先ほどのフミヤさんの映像は「窓ビデオ」として記録されていたらしくそれを再生する事に!(窓ビデオってなに?)

 

窓に再生された先ほどのフミヤさん。




キョウコさんは勿論「窓ビデオ」だとは知らずにフミヤさんの話を聞きます。

そして次第に涙ぐむキョウコさん。



窓を開けるとそこには誰もいません。そうです「窓ビデオ」だからです。

 

窓下に隠れていたドラえもんの頭に一粒の雫が落ちます。

 

やれる事はやったがイマイチ消化不良のお二人。

 

ドラえもん「自動ついせきアダプター」を取り出しフミヤさんの乗った汽車の窓を映して見ようと提案します!(自動ついせきアダプターだと!?)

 

 

窓の外に映し出される汽車の車窓。フミヤさんが見ている景色ですね。

 

するとそこにはキョウコさんの姿が!

 

「キョウコさんだ!」

 

「フミヤさん!手紙忘れないで!私もきっと書くわぁ!」

 

 

遠ざかっていくキョウコさん。

 

 

この後に一瞬入るのび太ドラえもんの顔が堪らないんですよね↓ウルウルしてる感じが最高。涙もろしはこういうの見るともう泣いちゃう。

 

 

「きっと…」

 

 

実は原作だとここで終了なんですよね↓(名前も違っていたりします)

 

大山アニメ版では更に続きます。フミヤさんより先にのび太のリアクションを描く演出w

のび「書くよ!きっと書くよ!」

ドラ「君が叫んだって仕方無いのに…」

 

 

 

のび「なんか…」

ドラ「ん?」

のび「ううん…何でもない…」

 

そしてコチラはフミヤさん。キョウコさんの存在を確認して涙を流しております。

窓越しなので多分声は聞こえなかったと思うのですが「思い」は届いたのでしょうかね。

 

そしてこの表情↓なんだろうこの素敵な表情。スッと心残りが消えたようなお顔。

 

 

このお話の最後のシーンが個人的に好きなのですが、この様に画面を3つに分けてそれぞれの風景を映し出しているのです。まるで窓からの景色みたいですね。

 

ここでこのお話はおしまい。原作にもあるとても温かいお話。

携帯電話も無い昭和の時代の青春ストーリーが堪らないですね♪

特にこのアニメ版は印象に強く残っていたのでこの度また観られて嬉しく思います🤞

 

 

そういえば久しぶりに観て、最後のキョウコさんをみて何か既視感があるなぁと思っていました。

どこかで観たなと思っていたのですが多分こちら↓

オトナ帝国の逆襲のひろしの回想シーンだ!

 

 

トゥクトゥン!

 

このアニメ版「あの窓にさようなら」の演出ってもしかして…

 

そうですオトナ帝国の監督でもある原恵一さんでした!「あの窓にさようなら」ではコンテと演出を担当されていた様です。

 

 

そうかだからこんなにも温かいのか。

 

 

ドラえもんの頭に落ちる涙の雫や

 

思わず返事をしてしまうのび太などなど

これらは原作にはない部分なのでもしかしたら原さんの演出なのかも知れませんね。

 

 

そんなこんなで今回は個人的に大好きな「あの窓にさようなら」を紹介しました!

手紙ってええね。

 

 

それではまた明日!サヨナラ!