こんにちは。あジャイです。
今週末、8月19日(土)はのび太とロボット王国:同時視聴会です!
19時30分配信開始!
20時ごろ映画スタートです。
そんなこんなで本日はロボット王国の中からこちらを語っていきましょう↓
映画中盤、荒野にて倒れているジャンヌをポコが発見し、背負ってドラえもん達の元へ運ぶシーンです。
このシーンでは一瞬、幼い頃のポコとジャンヌ、そしてポコの母親であるマリアの3人が戯れる回想が挿入されます。
ポコ「ねえジャンヌ!今度は僕のおんぶの番だよね?ねえママぁ」
マリア「はいジャンヌ様、交代ですよ」
ジャンヌ「いや!ずっとこのまま…」
と言った感じの短い回想シーンなのですが、ここで皆さんに問いたいです。
この回想は誰の回想だと思いますか?
え?ジャンヌを背負いながら歩いているポコの回想じゃないの?
僕は子供の頃から何の疑いも無くそう思っておりました。しかしこのシーン、観る人によって解釈が異なりそうです。
というのも、ロボット王国の絵コンテや資料が掲載されている芝山努と映画ドラえもん『のび太とロボット王国』の世界にて、芝山監督がこの様にお話しされていました↓
「〜幼い頃のジャンヌとポコとマリアが出てくる夢のシーンを挿入しています。これなどは、ぼくはジャンヌの夢だと考えて、絵コンテをきったのですが、人によっては、ポコの見ている夢のようにも見えるようです。〜」
このお話を聞いて目から鱗でございました!
先ほども書いた通り僕はポコの回想だと思ってこのシーンを観ていました。子供の頃からずっとそう思っていましたし、ジャンヌの回想という発想は1ミリもありませんでした😅
しかも芝山さん的にはジャンヌの夢だと考えて、絵コンテをきったと仰っております。
そうだったんだ!シンプルに感動しています笑。
てっきりポコの回想だと思っていたあのシーンは、監督的にはジャンヌの夢だった。
そうか、ジャンヌが見ている設定だから回想というより夢という言葉が正しいのか。
そう言わるとポコにおんぶされる⇨マリアにおんぶされる夢を見るの流れは自然ですね笑
しかも「夢の前後でジャンヌの表情を変えてみました」と続ける芝山監督!
マジかよ!
夢の前は、苦しそうで険しい表情
夢の後は、ちょっと表情を和らげている。
との事です。
コチラが夢の前のポコとジャンヌの表情。
そしてコチラが夢の後のポコとジャンヌの表情。
正直違いがわからない😅
若干表情が和らいでいる様に見えなくもない夢の後。どちらかと言うとポコの表情の方が変化が確認できますね。
もしかしたら絵コンテの段階ではもう少し明確に表情の変化があったのかな?嗚呼、このシーンの絵コンテが見た過ぎる笑。どちらにせよこのシーンには監督の意図がジックリと練り込まれていた事を知り、ファンとしては嬉しい限りです。
監督自身も「人によっては、ポコの見ている夢のようにも見えるようです。」と仰っていますし、僕みたいにポコの回想だと思ってこのシーンを観ていた人もいるんじゃないでしょうか😅
先日の「走れのび太!ロボット裁判所」でも観る人によってラストの解釈が違うと言う話をしました。
シーン毎にそれぞれの意見を話し合うだけでも一晩語り合えそうですね笑
皆さんはこのシーンはどっち派ですか?
ポコの回想?ジャンヌの夢?
皆さんのご意見もお聞かせ下さいませ。
余談ですが、涙脆いお年頃の僕はもうこの一連の流れを見るだけで泣けてきました笑。
19日の同時視聴会は是非このシーンにも注目してみましょう♪
それではまた明日!サヨナラ!