こんばんは。あジャイです。
映画ドラえもん主題歌ランキング全篇が公開中です。後編は只今編集中ですのでもう少々お待ち下さいませ。
さて、3月5日に公開予定だったのび太の宇宙小戦争2021ですが、残念ながら公開延期が決定してしまいました。
しかし、この期間をチャンスと捉えて改めてわさドラをお勉強して行こうと思っております。
何度か言っていますが水田わさびさん版ドラえもん、通称わさドラ映画の特徴として作品毎に監督さんが違うというのがあります。
大山ドラ版では殆どの映画を芝山努さんが監督されていた為、一種の統一感がありました。
逆にわさドラ版では監督の違いから作品毎に全く違う色が出てきたりします。
全作品を観ているわけで無いので偉そうなことは言えないのですが。
こちらのブログでも書きましたが最近わさドラ映画のDVDBOXを購入しました。
わさドラ初期の5作品が収録されているのですが、のび太の恐竜2006とのび太と緑の巨人伝の監督を担当されていたのが渡辺歩さんでございます。
このブログでも何度も書いておりますが。帰ってきたドラえもんやのび太の結婚前夜など感動短編映画を監督されていた方でございます。
のび太の恐竜2006、のび太と緑の巨人伝は共に渡辺監督作品の為、観ていくと色々気付きがあったりします。
こちらをご覧下さい。
のび太の恐竜2006の一コマでございます。ジャイアンのお尻にバッテンの絆創膏?があります。
続いて同じ監督作品、緑の巨人伝での一コマ
同じくお尻にバッテンがあります笑
これは何か意味があるのかな?原作でジャイアンのお尻にオデキができたシーンてありましたっけ?(背中はあったと思うのですが)勉強不足ですいません。わかる方いましたら教えて下さい。恐らく原作や何かにそった演出だと思うのですが。
この様に同じ監督だからこそ繰り出される演出を見つけることが出来ます。
お別れのシーンを観ても同じ監督ならでは演出が光ります。
のび太の恐竜2006ではピー助とのお別れでのび太は号泣してしまいます。
自分で育てた恐竜との別れ。正直に言えばお別れなんかしたくない。色々思うことはあるけれど最後には自分の中で整理をつけて笑顔でお別れをする名シーンでございます。
のび太と緑の巨人伝、キー坊とのお別れシーンを観てみてしょう。
ここでお別れです。唐突に言い出すキー坊。
のび太以外のみんなは泣いているのですが、のび太1人は泣かずに笑顔でキー坊を送り出すのです。
ここにのび太の成長を感じますね。ピー助との別れを経験しているからこそ前回のように号泣したりはしないのです。のび太だって本当は泣きたいくらい辛いのです。
でもキー坊の事を考えたらここは気持ちよく送り出してあげるのが良いとのび太は思ったのでしょうかね(そうであって欲しい)
僕はここにのび太の成長を見ました。
でも最後に1粒の涙を流す。これが美しいのです。
美しい!
これは同じ監督ならでは演出では無いでしょうか?
のび太の恐竜2006を踏まえて緑の巨人伝を見て観てみるとこういった考え方もできて個人的には感動します。
このように監督毎の演出に注目していくとまた違った楽しみ方があるのかもですね。
わさドラ映画はまだ初心者ですが引き続き楽しんで行こうと思います!それではまた明日!
サヨナラ!