あジャイの毎日ドラえもん

ドラえもん大好きです。YouTubeもやってます。

創世日記のチュン子って何者なん?

おはこんばんにちは。あジャイです。

「チュン子の唄」が遂に完成、そして公開されました↓沢山の方に聴いて頂けて嬉しいです🪲

北斗雷門さんのお力でとても素敵なアレンジの楽曲になっていますので是非何度も聴いてくださいませ🎵

youtu.be

 

この「チュン子の唄」を聴いて「また創世日記が観たくなった」と言ってもらえるのがとても嬉しいです☺️そして自分自身の中でも創世日記がプチブームです。改めて感じる作品の奥深さ。前も書きましたがあと1時間追加した長尺版の創世日記を観てみたかった!

 

そんなこんなで本日はチュン子について考えていこうと思います。

単刀直入に言うと「何者なん?」でございます笑

 

創世日記の終盤でビタノくん達虫人間はホモ・ハチビリスだと言う説明がされます。

このホモ・ハチビリス「最も知能の発達したのが我々…」と劇中でも言われている通り、地底世界の虫の中でトップに君臨している事が伺えます。

 

そうなってくると「チュン子もこのホモ・ハチビリスなのか?」という疑問が出てきますね!

結論から言うと「チュン子はホモ・ハチビリスでは無い」っぽいです。

 

ビタノと一緒にいたカマキリっぽい虫人間は映画ドラえもん超全集に「ホモ・ハチビリスとは別種」とハッキリ記載されておりました。



どうやら地底世界にはホモ・ハチビリス以外にも色々な種族の虫たちがいる様です。

確かに劇中でも多種多様な虫たちが生活している描写がありました↓

 

ここでチュン子が住んでいた地底の家、通称「チュン子のお宿」のシーンを振り返ってみましょう!見た目からもわかる通りかなり豪勢な建物↓ひょっとしてチュン子は良い所の子?はたまた王族?

 

野比チュン子を助けたお礼に盛大におもてなしを受けるこちらのシーン↓

チュン子野比にお酌をする印象的なシーンですが、野比奈の左隣(画面右側)に何やらお姫様っぽい人が写っていますね!劇中セリフも無いのであまり印象に残りませんでした😅

野比奈をお宿まで運んでくれた(チュン子の唄を歌った)あの男女はチュン子の右隣にいますね。

野比奈を助けた男性が「チュン子は私どもが子供の様に可愛がっていた子です」と言うので、てっきりあの男女のペットなのかと思っていました。しかし、先ほども書いた通りお姫様っぽい人が野比奈の隣にいるので「もしかしてお姫様のペット?」と言う仮説も生まれてきます。

 

いやそもそも

 

虫が虫をペットにする事なんてあるん?

 

単純にそんな疑問が湧いてきました😅

だがしかし!先ほどの画像を思い出して下さい↓虫が虫をペットにしている描写がきちんありましたw

 

さらに原作を確認してみたらハッキリと「ペット」と言うワードが記載されていました!もうこれが答えよ。

映画では野比奈を助けてお宿まで連れてきた男女お姫様っぽいキャラは別のキャラクターでしたが、原作では同じキャラが全て演じておりました。

 

つまり纏めると「チュン子は王族のペット」と言うのが正解になりそうです。

劇中でも原作でも「子供のようにかわいがって」と記されている通り、お姫様、王様にかなり大事にされていた事が伺えますね🎶

 

一つ疑問としては「なんでチュン子のお宿なん?」と言うことw

チュン子がお姫様だったら「チュン子のお宿」も納得なのですが、いくらなんでもペットの名前を宿名にします?😅

 

この「チュン子のお宿」問題。

 

僕なりに妄想を広げてみたのですが、もうこれ全部チュン子の為だけの宿で王族のメインの家は別にあるじゃね?

お金持ちの家のペットって家も大きいじゃ無いですか?

王族のお気に入りペットともなるとこれくらいのお宿が贈呈されるんじゃなかろうか?

そうなってくるとあの男女もチュン子のお宿の管理を任された役職の方なのかも!色々と妄想が膨らみますね笑

 

何はともあれ、チュン子は王族のペットだと言うことが判明しましたね!

そう思って改めて創世日記の終盤を見てみるとのび秀大統領が対談するシーンに

チュン子の末裔っぽい虫人間がいますね!

野比の子孫であるのび秀チュン子の子孫かも知れないキャラと一瞬とは言え同じ画角に収まるのは、藤子先生の何かしらの意図を感じますね!

 

かつて仲が良かった2つの種族ですが立場が変わってしまうと全く正反対の構図に。

戦争に対する何かしらのメタファーなのかも知れません。

 

原作でもしっかりとこの構図があるので色々考えちゃいますね。

 

そんなこんなでチュン子のシーンから色々妄想が膨らみ、創世日記の面白さを改めて実感する事が出来ました。ちょっと話は逸れてしまいましたが結論:チュン子は王族のペットでございました。

 

Wikipedia様情報になりますが創世日記について藤子先生は

「じっくり書き込めば書いても書き切れないビッグテーマ」「190ページ足らずのコミックス、100分のアニメに盛り込むにはかなり無理がありました」

 

と話していたそうです。野比チュン子の子孫が後世で再び手を取り合うエピソードももしかしたら先生の頭の中にあったのかも知れませんね☺️

 

 

リンゴの皮をむくように 過ぎゆく時は渦巻くかたち

 

 

 

それではまた来週。サヨナラ!